馬の気持ちはわからない(一口馬主遺産)

『馬の気持ちはわからない(『傍観罪で終身刑』改メ)』(http://d.hatena.ne.jp/Southend/)の移転先にして遺跡です

今週の出走馬(4頭)。/ロードアルディ、デビュー断念。

●マイネヴィント 土曜函館10R 500万下(芝2600m) 丸山 前走6着
▼中3週。芝路線に転向してからの3戦は、詰めきれないながらも着差は0.5秒以下。個人的には距離延長は微妙と考えていますが、8頭立てと51キロの軽量で終いの甘さをカバーできれば上位争いも。ただ心配なのは、デビューから10ヶ月弱で既に13戦目というハードローテの蓄積疲労ブライアンズタイム特有のタフさでなんとかお休みをもらえるまでもちこたえてくれれば……。


●ロードバロック 土曜福島10R 白河特別(1000万下・芝1200m) 田中勝 前走11着
▼中2週。去年の6月に7ヶ月ぶりの復帰戦を迎えて以来、なんだかんだで14戦目と、月イチ以上のペースでキャリアを重ねています。1000万下に昇級してからはまだ掲示板がありませんが、常に直線はそこそこ詰めてきており、7戦中5戦は出走奨励金をくわえてきてくれています。ガサがなく突き抜けるような大物感はありませんし、高額馬だっただけに本来このへんで満足していてはいけない馬ではあるんですが、出資者としてはなんとなく充実感めいたものがあるのが不思議。やっぱり馬は走ってナンボだなぁと。まぁ、毎回馬場掃除では切ないですけど。
 閑話休題。芝短距離戦にしては珍しく少頭数になったここは、展開次第ながらロスなく末脚を使える可能性もあり、少なくとも多頭数の東京1400mあたりよりは余程期待できそう。まぁ十中八九勝つのはサクラミモザだと思いますが、彼女についていった先行勢が崩れてくれるような形になれば。


●グロッケンライン 土曜阪神3R 障害未勝利(ダ2970m) 小坂 06/05帰厩
▼4ヶ月ぶり。障害デビュー戦だった前走は飛越が慎重すぎてついて回っただけでしたが、障害への適性自体は騎乗した高田騎手に高く評価されていました。帰厩後もその高田騎手に調教をつけてもらっていましたが、レースは先約(アドマイヤ馬の……)があるということで小坂騎手に。正直実戦に行ってどうかというのは不分明ですが、調教師の見解は「競馬場では周囲に馬がいるのがうれしいようでソワソワしてしまうので、自分の走りと飛越に集中してくれれば素質的に勝ち負けできるはず」というもの。まぁ素質があるという評価は嬉しいんですが、その前の「ソワソワしちゃう」というのは……。思えば募集時からなんだか坊ちゃん然とした馬だなぁとは思ってたんですが、もう5歳ですし、そろそろ大人になってくれるといいんですけどね。まぁ可愛いもんですけど。


●ドリームゼニス 土曜阪神9R 三宮特別(1000万下・芝1600m) 岩田 06/13帰厩
▼半年ぶり。準オープンに昇級してからは、不適距離の2000m戦を除けば2・2・3・4着。しかも3・4着時は明らかに脚を余してのものでしたから、久々とはいえ降級戦のここはなんとかしたいところ。休養の原因となった蹄の不安はもうないようで、調教の動きも抜群。あとは相手関係ですが、この時期としては珍しく他に降級馬がいない構成。現級の安定勢力は複数いて侮れませんが、警戒すべきは活きの良い3歳牝馬2頭でしょうか。特にレディアルバローザ桜花賞に駒を進めた素質馬。先輩クラブ馬の意地を見せたいところですが、募集価格では負けているのでまぁお手柔らかにといったところでひとつ。


▼現2歳世代唯一の名づけ馬だったロードアルディが、蹄骨骨折でまさかの引退。どうやら馬房でぶつけたかなにかしたようです。早々に去勢手術を施されるなど気性面の問題は大きい馬だったようですが、それにしてもこんな終わり方をするとは。無念というより脱力といった感じです。この血統は半兄エスクードも持っていましたが、なかなか難しいところがあるようで……。こうなれば、昨日帰厩した半姉レディルージュに無念を晴らしてもらうしかありません。


▼社台の応募票数がまとまったようで、僕が申し込んだ馬は現時点でまだ残口あり(笑)。多少複雑な気分ではありますが、ともあれ希望馬にすんなり申し込めたのはなによりです。

というわけで、↑のコードネーム'09(牝・父シンボリクリスエス栗東・清水出美厩舎)に郵便事故でもない限り出資確定しました。芝の上級クラスでスパッと切れるような収縮力や芯力は正直感じられませんが、シンボリクリスエス特有の頑健さは期待できそうで、また同産駒の弱点とされるトモの薄さに関しては当てはまらない印象。切れずともバテず、上手くひとつ勝てればクラスが上がっても相手なりに頑張ってくれそうな、そんな皮算用をしています。今が一番楽しい妄想タイムなので、目指せオークス! ぐらい言ってもいいのかもしれませんが、母も短距離馬でしたし、かといっておじのハットトリックのようにマイル路線でトップをねらえ! と叫べるようなスピード感も感じられないので、まぁここは地味に「目指せ1勝、できれば降級までにもう1勝、あわよくば引退までにさらに1勝して母と同じ通算3勝」ってところで。それでも十分立派なものですけどね。


ラフィアンの方は、票数を見ながら悩みに悩んだ挙句、

  • 1.アイアイサクラ'09
  • 5.インフォーマル'09

の2頭で投函しました。32と36も候補でしたが、どちらも極端な馬体重なので票数も伸びず、踏ん切りもつかず。一次で残るかどうか、先行申し込みの2頭が通るかどうか、その辺次第で臨機応変に対応したい所存。32は先行で行っちゃおうかとも思ったんですが、予定外の出費が続くことが判明したので、ラフィアンは2頭に抑えたいところです。せめて先行で1頭、できれば5の方は取りたいんですが、さて。