馬の気持ちはわからない(一口馬主遺産)

『馬の気持ちはわからない(『傍観罪で終身刑』改メ)』(http://d.hatena.ne.jp/Southend/)の移転先にして遺跡です

確定申告の季節。

▼入会している全クラブから、確定申告用の資料が届きました。送付が始まった頃は確定申告開始時期に間に合わないクラブもあったように記憶していますが、さすがにこなれてきた様子。ちなみに早かったのはグリーンやロード、一番遅かったのがセゾンでした。
 で、その資料の数字を集計した結果はこちら。

利益分配額 ¥839,942
終了損失額 △¥625,156
クラブ会費 △¥262,800
差引雑所得額 △¥48,014
 
源泉徴収税額 ¥167,373

今年に関してだけ言えば、「ちょい赤」という理想的な線で乗り切れました。まぁ、昨年までの数字は恐ろしくてとても公開できませんが(リアル知人も見てるだけに……)。
 一応仕組みを簡単に説明しておくと、

  • 「利益分配額」はクラブからの配当額そのものではなく、出資馬単位で出資金や維持費を超えた分の配当、つまり文字通りの「利益」額
  • 雑所得が20万円未満の場合確定申告の義務はないが、利益分配額から源泉徴収(2割)された分は、申告することによって還付される可能性がある
    • ただし、利益分配額から終了損失(引退によって損失が確定した額)と必要経費(クラブ会費等)を差し引いた額が大幅な黒字の場合など、状況によってはその限りではない

といった感じです。だもんで、「ちょい赤」というのが「理想的な線」という話になるわけですね。
 ちなみにどの程度黒字になったらどれぐらい還付が減ったり住民税が増えたりするのかというのは、ついぞ黒字になんぞなったことがないもので、悲しいかな全く分かりません。まぁ個々人の状況にも左右されることなので、そもそも一概に言えることでもないんですが。


▼余談ですが、セゾンの資料について。去年申し入れた、「(必要経費として認められる)会費の年間支払額を申告用資料として発行して欲しい」という要望は、どうやら反映されなかったようです。ちなみに申し入れた時に聞いた「じゃあどうすればいいんですか?」という質問の答えは、「毎月の請求明細書を提出してください。支払調書は税務署からの指導通りに作っております」というものでした。いや、実際自分の入ってる他のクラブは全部、必要経費としてクラブ年会費を明記してくれてるんですが、と。


▼確定申告は2月16日から。なるべく早めに済ませて還付を受け、今年度の募集に備えたいものです(泥沼)。