馬の気持ちはわからない(一口馬主遺産)

『馬の気持ちはわからない(『傍観罪で終身刑』改メ)』(http://d.hatena.ne.jp/Southend/)の移転先にして遺跡です

今週の出走馬(8頭)。

  • ウインスカイハイ 土曜東京8R 500万下(ダ2100m) 松岡 前走4着
    • 中1週。ゆったり行けるこの距離は良さそう。いかんせん使い詰めもいいところなので、なんとか勝ってお休みを。
  • ウインラーニッド 土曜京都5R 3歳未勝利(芝1600m) 浜中 04/22帰厩
    • 短期放牧明け。急仕上げだった前走の反省を生かし、1ヶ月じっくり乗ってきました。結果が求められる鞍。
  • ロットネスト 土曜京都5R 3歳未勝利(芝1600m) 福永 02/24入厩 3/4ゲート試験合格
    • 遅いデビュー戦ですが、南半球産で10月生まれということを考慮すればおおよそ2歳秋デビューに相当するわけで、改めて厳しい条件だと感じます。同時に、斤量の恩恵があったとはいえ、ジュニアカップを勝ったキンシャサノキセキの規格外ぶりにも改めて感心。と、それはともかく、動ける態勢になるまで辛抱強く乗り込んでもらいました。完成は先でしょうし、既走馬との対戦になるとはいえ、偉大ある姉に恥じない走りは見せてほしいもの。
  • マイネルマルゴー 土曜京都6R 3歳500万下(ダ1800m) 和田 前走1着
    • 中2週。2歳の10月にデビューして以来、これで10戦目。前走首尾よく勝ち上がることもできましたし、当面は無理せずやってくれればいいと思うんですが、そこはラフィアン。すんなり休ませてはくれません。適鞍が少ないのはわかりますが、わざわざ西下してまで……という印象ですし、ここは適度にクラスの壁を感じさせてもらってもいいんじゃないかな、と。
  • ピースエンブレム 土曜京都10R パールS(1600万下・牝・芝1800m) 佐藤 02/04帰厩
    • 帰厩以降色々あって、なんだかんだで5ヶ月ぶり。準オープンまで来て選択肢が減ること、そして乗ったジョッキーの感覚も参考に芝へ再挑戦ですが、適性云々以前に、どうも状態が戻りきってこない様子。あと1年足らずの競走生活を充実したものにするためにも、次に繋がる走りを。
  • ドリームゼニス 土曜京都11R テレビ愛知オープン(OP・芝1400m) ピンナ 前走7着
    • 中1週。前走が消極性を絵に描いたようなレースぶりで、ニュアンスとしては「怒りの連闘」に近いものがあるかもしれません。成績的にはマイルから1800までの馬というイメージが強いですが、折り合い面を考えれば距離短縮はプラスに出る可能性も。外国人ジョッキーの起用で、敢闘精神あふれる競馬を期待。
  • マイネヴィント 日曜新潟9R 500万下(芝2000m) 川須 前走7着
    • 中1週。前走でようやく長いスランプを抜け出すきっかけ、を見出すための僅かな光明、ぐらいの脚を見せてくれました。牝馬限定戦で直線だけの競馬でしたから、結果に直結するようなものでもないとは思いますが、若手のホープ川須君起用で新味が出ないものでしょうか。
  • ロードバロック 日曜東京12R のぞみ賞(1600万下・芝1400m) 池添 前走5着
    • 中3週。ほぼ1400m以下、しかも終い一辺倒というレースぶりから、前走久々のマイル戦で、しかも前々の競馬で粘って5着という大変身。前が止まらない東京1400という条件ではこれまで後方でなにもできないことが多かったんですが、前走のイメージでハンデ差を生かした競馬をできるようなら、相手関係が厳しくなるここでも着ぐらいはあっても。


▼先々週までの今年の出資馬通算成績が(10.10.8.5.10.44)だったので、もしかしてしばらくは3・4着(と着外)が増えるかなと思っていたら、早速先週が4・4・6・7着でした。まぁ馬の選び方に偏りがある以上、単純に確率で均されるものでもありませんので、偶然以上のものではないんですが。要点としては、たくさん馬を持つと、どうもグロスで馬を見てしまう癖が染み付いてしまってアレだな、というお話です。
 というわけで、取って付けるような感じですが、その4・4・6・7を個別に振り返っておきます。
 グロッケンライン(京都ハイジャンプ4着)は上位とは離されましたがG2で不利がありながら掲示板は立派。続戦できないのは残念ですが、障害は競走寿命が長いので、大事に使って行ってもらえればそれがなにより。
 ドリームバスケット(立川特別4着)は競馬をさせてもらえなかった感じで、こうなると陣営の騎手選択にそれ見たことかと言いたくもなり。降級してまた出直しです。
 ロードエアフォース(未勝利6着)は一叩きと考えれば許容範囲とも思えましたが、ソエが出て連戦できなくなったのは痛恨。ボチボチ剣が峰が見えてきてしまったかなと。
 ドリームバレンチノ(京王杯スプリングC7着)は、勝ちに行く競馬ではなかったことを差し引いても、オープン昇格緒戦でしかもG2でこの競馬なら十分合格点。降級も控えていますし、夏に良績ある小倉で復帰できるようなら大いに楽しみです。