馬の気持ちはわからない(一口馬主遺産)

『馬の気持ちはわからない(『傍観罪で終身刑』改メ)』(http://d.hatena.ne.jp/Southend/)の移転先にして遺跡です

ディープインパクト圧勝。

▼今日の弥生賞も、朝からずっとやってた資料作りが一息ついたと思ったら16:00過ぎだったので、見たのはJRA RACING VIEWERの粗い映像ですが、それでも勝ちっぷりの圧巻ぶりは十分伝わってきました。重賞勝ち馬と2歳王者を軽く仕掛けた程度であしらったんですから、これはもう断然です。

皐月賞ならまだ多頭数の紛れがあるかもしれませんが、ただでさえストーミーカフェビッグプラネットがいますし、これでケイアイヘネシーが若葉Sか毎日杯で権利を取ろうもんならラビット確定ですから、それも期待薄。D.I.なんてカッコイイ省略表記もできましたし、今年はこの馬のための牡馬クラシックと割り切るしかないかも。

「ペースとか展開とかの問題ではないですね。サンデー産駒の持っている瞬発力、他の馬を威圧するものの違いを感じました。あれが血統的な助けというものなんでしょうか。」

とは、3着に敗れたマイネルレコルト鞍上・後藤の嘆き節(ラジオNIKKEI公式より)。勝負師としてはあるまじき泣き言ですが、サンデー産駒のあまりの強さに、競馬を始めた時(サンデー初年度産駒が4歳だった1996年)以来ずーっと呆れ返り続けてきた身としては、共感せざるをえないコメント。ともすれば、勝ったことのあるGIは全部マイル以下で、サラブレッドクラブ・ラフィアン名義のサンデー直系競走馬では重賞馬どころかOP馬(収得賞金3201万円以上)も出せていない岡田総帥へのあてつけとも取れそうですが、まぁ総帥自身もそのへんは重々承知のところでしょう(だからこそカチンと来るかもしれませんが)。

▼自分の出資馬には今年こそクラシック出走を、と願っていましたが、なんだかちょっと戦意喪失気味です。後藤に中てられたかな。