馬の気持ちはわからない(一口馬主遺産)

『馬の気持ちはわからない(『傍観罪で終身刑』改メ)』(http://d.hatena.ne.jp/Southend/)の移転先にして遺跡です

5月の成績を振り返る。

<5月トータル>

<本年トータル(5月28日終了時点)>

  • 中央戦績:110戦25勝(25.11.7.10.8.49)
  • 地方戦績:3戦0勝(0.1.0.1.0.1)
  • 中央獲得本賞金:35661万円
  • 1走あたり獲得本賞金:321万円

<月別推移(中央競馬のみ)>

  • 2006年1月:24戦5勝( 6143万円)
  • 2006年2月:20戦6勝( 6842万円)
  • 2006年3月:21戦4勝( 8162万円)
  • 2006年4月:23戦1勝( 3304万円)
  • 2006年5月:22戦9勝(11210万円)

▼低調気味だった4月の揺り戻しがきたのか、今月は異常な好調ぶりで、勝率4割というちょっと考えづらい成績でした。ただ、4月と足して2で割ると、1〜3月の平均値とほぼ横並び。大体1ヶ月につき22戦5勝・獲得本賞金7000万円ペースを守っていることになります。調教師リーディングに当てはめてみると、勝ち星ベースでは首位相当、獲得賞金ベースでも10位以内には入っている感じです。現3歳以上の現役出資馬が40頭(年初時点では44頭)、現2歳の現役出資馬が17頭ですので、概ねそのまま比べることができるとすれば、これは出来すぎといっていいペースではないかと思います。ただ、”くりげ君”こと某馬主さんがいみじくも分析されていたように、高額条件馬に手厚い現行の賞金体系では、重賞戦線で活躍できるような馬を持てなければ、収支面ではいかんともしがたいものがありますね。仮に今のペースを1年間維持できたとしても、いざ計算してみると、維持費から出資金まで含めた支出の完全ペイにはほど遠いというのが現実です。自分としては小口の一口馬主で趣味として割り切ってやっているからいいようなものの、この現状では個人馬主の減少に歯止めが掛からないのもむべなるかなというのが実感できます。クラブ法人オーナーブリーダー・一握りの超有力個人馬主の三者による寡占は、今後も進む一方でしょう。