馬の気持ちはわからない(一口馬主遺産)

『馬の気持ちはわからない(『傍観罪で終身刑』改メ)』(http://d.hatena.ne.jp/Southend/)の移転先にして遺跡です

山内厩舎の話、続き。

今更ながら、山内厩舎が管理馬を整理してる件 - 馬の気持ちはわからない(『傍観罪で終身刑』改メ)
▼このエントリで紹介した山内厩舎の妙な動きですが、今週頭のJRA-VANのデータ更新で、以下2頭の2歳馬が新たに登録されていました。

というわけで、少なくとも山元氏とは喧嘩別れではないという雰囲気はあるかなぁと。ただ、ダンツ“ファイナル”という馬名の登録意味が「冠名+最後の勝負」となっていて、なんとも思わせぶりではあります。ハイフレンドコード(2005年6月死亡)の最後の産駒みたいですので、単にそういう絡みかもしれませんけど。
 また、先のエントリに寄せていただいたコメントに、「(エージェントの)富岡氏との関係性に問題があったのではないか」というご指摘があったんですが、その辺はちょっと僕のような一ファンには窺い知れないレベルなので、断言はできません。一応参考までに、富岡氏に関係するサイトのリンクを置いておきます。

シルクとの関係性を気にしていたのは、確かにこっち方面のトラブルの可能性もあるなぁと頭を掠めたこともあったんですが、上のリンク先を見る限り、あまり問題なさそうな雰囲気ではあります。
 というわけで、「馬選びから育成まで、本当に納得行くルートを通った馬しか預からない」方向で調整しているのではないか、というのが、推測としては蓋然性が高いのかなぁと。となると、既存馬主とのラインを細くしてまでそうしたリストラを進めることの理由として、「新たに大口馬主との関係性が深まる予定がある」というのは、無理のない連想かもしれません。ちょうど、藤沢和師がロードやウインや旧サウスニアと切れたり距離を置いたりしだして、代わりに山本英俊氏や里見治氏や東京ホースレーシングあたりと関係性を深めていったのと、同じ臭いを感じなくもない、という。まぁ、使える状態までもっていった2歳を他厩舎に引き継ぐ形で早めに引き渡した山内厩舎と、預託馬を抱え込むだけ抱え込んで馬房確保にあっぷあっぷしていた藤沢厩舎を一緒にするのも失礼な話かもしれませんけど(どちらに失礼かは言わずもがな)。


▼とりあえず、こんなところで。あとは新しい動きか、マスコミの報道か、事情通のタレコミ(笑)を待つこととします。