馬の気持ちはわからない(一口馬主遺産)

『馬の気持ちはわからない(『傍観罪で終身刑』改メ)』(http://d.hatena.ne.jp/Southend/)の移転先にして遺跡です

村本善之元騎手が、池江泰郎厩舎の調教助手に。

▼26日付けのウインレーシングクラブ公式サイト・会員情報ページのウインファンタジアの更新情報に、以下のような記述がありました。

 先週の「鈴鹿特別」抽選除外を受けて、今週の中京土曜11R「三河特別」芝1200mに出走予定をスライドさせたウインファンタジアは、メリット制度によって新たにスタッフに加わった村本調教助手(かつてのGIジョッキーです)が騎乗して、坂路で単走最終追い切りがかけられました。
 池江郎調教師の指示は「しまいは強めに」というものだったそうで、最後の1Fはムチが2発も飛ぶ、なかなかハードなものになりました。出てきた時計は4F51秒9という好タイムで、ラスト1Fもキッチリ12秒7でまとめています。
 出走が1週延びたことでテンションが上がらないかが心配でしたが、帰り道も意外なほど大人しく、池江郎調教師も驚いた顔をしていました。鞍上の腕を察したファンタジアが、観念したのかもしれません。「今週こそは使いたいですね」と、抽選突破を願う池江郎調教師です。

うおおおおおおおおお!(超興奮)ファンタジアとは逆に、こっちはテンション上がりまくり。ゴーゴーゼットが私的競馬の原体験で、村本(元)騎手は自分の中では特別な存在なだけに、出資馬の調教を付けてもらえるなんて、望外の喜びです。
 しかも、“池江郎調教師も驚いた顔をしていました”という記述からも分かるように、このウインファンタジアという馬はテンションが高めで扱いづらく、厩舎でも特に手の合う人でないと上手く宥めて乗れないようなタイプ。それがいきなりビシッと追われてきたんですから、「名手健在!」と更に嬉しくなってしまいました。
 特に思い入れのない競馬ファンにしても、「村本があのメジロデュレン池江泰郎厩舎へ異動」(ちなみに以前は吉岡八郎厩舎所属)、というのは、とるたらレベルにしても一応ニュース性がある話なのではないでしょうか。いやぁ、とにかく驚きました。
 一時は家庭の事情もあって色々と苦労された、という話も仄聞したものですが、それを今更云々するのは失礼かもしれません。とまれ、名門池江厩舎で、名手村本がどんな仕事をしてくれるのか、非常に楽しみです。


▼以上、酔っ払って帰ってきて寝る前にちょっと出資馬情報をチェックするだけのつもりが、勢いで上げたエントリでした。