馬の気持ちはわからない(一口馬主遺産)

『馬の気持ちはわからない(『傍観罪で終身刑』改メ)』(http://d.hatena.ne.jp/Southend/)の移転先にして遺跡です

ジャパンカップ。

スズカマンボ
 今年の日本馬はあまりレベルが高くないような語られ方が多い印象ですが、古馬G1勝ち馬が4頭もいれば上等という感じも。スペシャルウィークが勝った年なんかひどかったですし(菊3着から参戦のラスカルスズカが日本馬2番人気)。その4頭の中で、一番人気の無いこの馬を軸に。前走は色んな意味で競馬をしておらず、叩いて順当に良化した今回は十分勝負になると見ました。フロック視されがちな天皇賞・春の勝利ですが、前に行った馬が2着、後ろから行った馬が4〜6着という流れで1馬身半抜けてみせたわけですから普通に強かったんじゃないかと。タップ・コスモバルクビッグゴールド・キングスドラマ・ストーミーカフェと前に行く馬が多いので、大外もさほど気にならないですし、スタミナの裏づけがあるのも良い感じ。鞍上のアンカツもおととし2着、去年3着と相性がいいレースですし、むしろ条件が揃いすぎててなんか嫌、というぐらい。なんとなく根本的な勘違いをやらかしているような気もしますが、まぁ人気も無いしダメで元々ということで。

 
ゼンノロブロイ
 人気で面白くないんですが、ダートのタイムパラドックスと違って展開に左右される面もなく3着は外しそうにないなあという感じ。


ヘヴンリーロマンス
タップダンスシチー
 残り2頭の古馬G1勝ち馬。ヘヴンリーは札幌記念1着→天皇賞・秋1着と来ててちょっとエアグルーヴな感じ。”ヴ”も入ってるし(えー)。まぁそれまでの実績に大きな差があるので、単穴まで。タップは展開が厳しそうですが、師のコメント通りきっちり10キロ絞れていれば見せ場ぐらいはあるかも。8歳馬でG1連対したら快挙だなぁ。少なくともここ20年平地G1では3着すら無いようですし、応援の意味も込めて。


ハーツクライ
 誰がどう乗っても突き抜けるイメージが無いんですが、前掛かりの流れが予測されるだけに、2〜5着ぐらいには確実に差してきそう。


▼最初はBOXにしようかと思ったんですが、ロブロイが4着以下に沈むシチュエーションがどうしても想像できず、仕方が無いので◎=○の2頭軸で三連複流しにします。相手は▲☆△の3頭を厚めに、バラバラと手広く。あとは◎の単複。
 ビタ一文買わないであろうのは、G1は16・11・15・15・13・8着のマイソールサウンド、去年惨敗で年齢的にも既にオッサンのウォーサン、多分最後は歩いちゃうであろうストーミーカフェ、脚質的に厳しそうなキングスドラマとビッグゴールド