ビッグの冠名が消える？

●http://keiba.radionikkei.jp/news/20060514K19.html
▼トーセン（ブレイク）、ダノン（ブリエ）、サトノ（スローン）といかにも飛びそうな冠名の良血馬が揃って飛んで社台馬が勝ったのは何の不思議もありませんが、２着馬のビッグカポネが（有）ビッグじゃなかったのに気づいた時は驚きました。レースでビッグカポネがどこにいるか見つけられなくて、勝負服を見失ったか実況が間違えたかしたかと思ったら、馬主が変わってたとは。調べたら、ビッグ名義の中央現役馬はもう３頭しか残ってなくて（プラネット・タキオン・シャトル）、残りの馬は抹消したか別馬主の名義に変わってました。

• ビッグスマッシュ･･･グリーンテック（ジーティー）へ
• ビッグシャーク･･･高岡義雄氏（カネコメ）へ
• ビッグファルコン・ファントム・タイガーなど･･･小林昌志氏（コアレス・ブライティア）へ
• ２歳馬（中央登録済）５頭･･･吉田和子・和美氏へ

皆さんご存知でしたか？　僕は全然気づいてなかった･･････。ビッグゴールドと共に去りぬ、だったんでしょうか。中尾正・白井・南井と、一言で言うと「頑固一徹」「最強」「ファイター」という扱いにくそうな調教師ばかりに預け続けた気骨のある馬主というイメージがあり、総じてタフな活躍をする競走馬が多かったように思うので、ひそかに応援していたんですが。ビッグサンデーは大好きだったし、サンデーやあとファルコン・ファントムあたりには穴馬券でお世話になった記憶があります。もし撤退なのであれば残念。余談ですが、上に挙げた中では、コアレス小林氏が断然良い買物（？）をした印象。抜け目ないなぁ。でもそういえばこの方、雅牧場の馬も相当数引き受けてましたっけ。慈善でやってるわけじゃないでしょうし、ちゃんとメリットを考えてらっしゃるんでしょうけど、たとえ買い叩いてるんだったとしても、行き場のなくなりそうな馬の引き受け先になってあげてるのは印象良いです。