ラフィアン2006年産出資馬近況(2007/11/09更新分)。
●スリリングディの06……父チーフベアハート/母スリリングディ 栗東・中尾秀正厩舎
スリリングディの06は、真歌トレーニングパークに滞在中。10月半ば過ぎ、使用するコースを平坦のトラックから坂路に切り替えました。淡々とこなすあまりに目立ちません。動きも中庸といった感じで取り立てて挙げる特徴が見あたらない現状です。現地で育成中の1次募集の牡馬と同様、ハロン20秒のキャンターから徐々にスピードを上げていく縦列調教と昼夜放牧を1日おきに行っています。
▼なんて盛り上がりづらいコメントでしょう(苦笑)。
●マイネカトリーヌの06……父アグネスデジタル/母マイネカトリーヌ 美浦・畠山吉宏厩舎
マイネカトリーヌの06は、真歌トレーニングパークに滞在中。抵抗がひどかった兄姉と違い、ゲートの通過が拍子抜けしてしまうほどスムーズです。前扉だけを閉めた状態で行う駐立も難なくクリアしていました。体重計へのためらいも解消しています。坂路入りを開始している現在は、縦列調教が中心。現地にいる1歳のデジタル産駒の中では、同馬の踏み込みが最もしっかりしているように見えます。
▼こちらはなかなかの評価。
●ザフェイツの06……父マイネルラヴ/母ザフェイツ 栗東・西園正都厩舎
ザフェイツの06は、ビッグレッドファーム明和に滞在中。昼夜放牧と並行して10月下旬から馴致を進めています。逃げたり、暴れたり、立ち上がったり。かなりのパワーがあり、いったん騒ぎ出すと御すのに苦労させられます。抜群の馬っぷりはとても目立つ存在。坂路入りを楽しみにしていますが、ここ最近の呼吸音が少し気になります。それについてスタッフは「『あれっ』と思うときがある。まだ馬が若いから、いずれにしても検査は先。現時点では何ともいえない」と答えていました。
▼うーん、ノドですか・・・・・・一過性のものであることを願うしかありません。