馬の気持ちはわからない(一口馬主遺産)

『馬の気持ちはわからない(『傍観罪で終身刑』改メ)』(http://d.hatena.ne.jp/Southend/)の移転先にして遺跡です

Investec Derby Day観戦記

▼ご無沙汰しております。イギリス旅行からつい今朝方帰国しました。特に馬は関係ない新婚旅行(今頃かよ)だったんですが、一応6月7日(土)のダービーだけは予定に組み込めたので、その時の写真をアップしておきます。海外競馬には元々疎く、また競馬への関わりも薄れて久しいので、素人以下のレポになっております。参考にならなくてすいませんと先に謝っておきます。

  • 12:00


National RailのLondon Bridge駅。古びた「国鉄」という感じの部分と、写真のようなモダンなエントランス部分が混在していて、どうも隣接したThe Shardという新しいビルに合わせて改装中の模様。

欧州一高いビルらしいです。

  • 12:15

目的の電車がどのプラットフォームに入ってくるかは不定らしく、この大きな電光掲示板で確認しろとインフォメーションで言われました。

距離的には競馬場最寄りのTattenham Corner駅行きの電車は、どうやら臨時増発されているような気配もありそうですしたが、普段のダイヤを知らないのでよくわからず。

  • 13:05


1時間弱で無事到着。

駅舎もないような田舎駅ですが、この日ばかりは警備やら関係者やらで大賑わい。ただ、電車は出遅れたせいか普通に座れました。ボックス席というボックス席でビール片手の集団が検討会だか宴会だかで盛り上がっててすげー騒がしかったですが。


駅がEpsom Downsの4角のそばにあって、直線に沿ってスタンドを目指して歩いていく感じ。エントランスまでは普通なら徒歩で10分ぐらいでしょうか。キョロキョロしながら歩いてたのでもっとかかりましたが。

日本と同じように、競馬新聞の無料号外的なものを配ってました。あと、ダフ屋も場立ちも普通にいました。ある種の鳥のように着飾った貴婦人や紳士もたくさんいましたが、同時に庶民色も強くあり。

  • 13:30

Entrance Pavillionでネット手配してあったチケットを受け取り場内へ。ちなみにチケットは、予約完了通知メールを印刷したものを見せたらあっさり受付で出してもらえましたが、普通は郵送されてくるのが国外客だったから現地受け取りになったのか、全部こんな感じなのかは英語不如意につき不分明。あ、荷物検査は結構しっかりされました。奥さんは「このバッグにweaponは入ってないか?」とか聞かれてましたが、それは英国ジョークだったのかも。

遠目にわかりづらいかもしれませんが、内馬場は巨大遊具がいくつも設置されて、屋台もたくさん。単なるお祭り会場状態のように見えました(入ってはいないのであくまで見た目)。ダービー発走前後も普通に遊具は稼働してましたし。

飛行船も飛んでました。スポンサーの投資会社Investecのイメージキャラクター?のシマウマ。

今回入ったのはCARLUCCIO'S PICNIC AREAという区画。チケットは席というか入れる場所ごとにざっくり分かれており、客層ではっきり居場所が分かれる感じ。ここは、スタンドほどハイソではないにしても、ドレスコードもあって、ピクニック気分を楽しみたいアッパー層向けという趣(単なるイメージですが)。

区画の奥の小屋でランチボックス+ボトルワインをもらってパラソル付の席で楽しむスタイル。ただ、席は指定とかではなく、僕らが入った頃にはほぼ満席状態でした。

(左)通行証は区画の出入りの際にしっかりチェックされました。(中)(右)レープロ(有料)は付いてましたが、オプションで買ったのか最初から付いてたのかは忘れました(えー)。カラーでとても立派な造りなので、行く機会があれば購入をおすすめします。

  • 13:35

その日最初のレースが発走。その後、16時のダービーをはさんで、17:25の最終7レースまで、概ね30分おきにレースがある感じ。パドックは、ダービー発走前に一度行っただけですが人が鈴なりでした。

僕がいた区画は発走10分前に行けばフェンスに取りついてかぶりつきで見られる(ゴールからは確か1〜2ハロンあたり)感じで、長玉抱えてるようなのは見たところ僕だけでした。場違いですいません(数えるほどですが一眼レフ構えてる人もいるにはいました)。ちなみに隣のおっさんに「Canon?」と訊かれたので「Sony」と答えたら「Oh,Nihon! Good Camera!」的なことを言われました。キヤノンも日本だけどな!
というわけで、浮きまくりながら撮った写真を以下に羅列。下手な上にレンズのゴミも掃除せずに撮ったので、効果を付けて誤魔化してます。あとレース名とか馬名とか騎手名とか普通に間違ってる可能性がありますのでそのあたりもご容赦ください。



CIRRUS DES AIGLES(FR)と*クリストフ・スミヨン(縦縞の勝負服)。勝ったっぽいです。

↑前がJOSHUA TREE(IRE)と*ライアン・ムーア、後ろがEMPOLI(GER)とAdrie de Vries(読み方わからん)。

  • 15:15 Investec Specialist Bank 'Dash' (Heritage Handicap)


↑Addictive Dream(IRE)と*ミカエル・バルザローナ。3着。

↑Steps(IRE)と*マイケル・キネーン。4着。

↑茶と水色の勝負服が勝ったCaspian Prince(IRE)とAdam Kirby。

  • 16:00(予定も確か10分ぐらい遅れた) Investec Derby (Group 1)


↑奥が勝ったAustraliaとJoseph O'Brienで、手前がEbanoranと*デクラン・マクドノー。

ゴドルフィンのPinzoloとJames Doyle。ピンゾロってチンチロリンのアレですか?

↑Australiaのレース写真は全く撮れず。。。


ちなみに当日のレース結果。

  • その他の写真。




▼良い思い出になりました。本当に見てきただけという感じでしたが、競馬っていいなと改めて。そして帰国したその日、ついさきほど社台のパンフが到着。なんの策略なのか。